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朝8時頃、隣の寿司屋さんの旦那から声がかかった。 「いるかい!」「大変だ!」 あわてて外に出ると、なんと鳩が逆さに浮かんでる。 「わぁっ!」 よく目をこらすと、鳩の足に凧糸のような物が絡まり、電線からぶら下がっているではないか。 5、6mくらいの糸の先には葉書大の紙のような物が付いている。 どうやら、糸が付いたまま飛んでいるうちに電線に引っかかったらしい。 逆さのまま宙づり状態になっている。 時間はさほどたってないようで、とりあえずは元気なようだ。 祭日の朝8時なので、商店もあまり開いてないし、人通りもまばら。 寿司屋の旦那、たまたま居合わせたお客様、何人かで救出の相談。 まさに、「鳩首会談だぁ〜」なんて、不謹慎なことが浮かぶ。 でもそんな余裕なし。 「カァ〜、カァ〜」とめざといカラスが、数羽旋回して様子を見てる。 「冗談じゃない!カラスのえさにするもんか!」 東電に電話するが、祭日で応答なし。 とにかく糸を切ろうと、一番高い脚立を用意し、のぼりのポールの先にカッターを取りつけて試みたが、見事失敗。 てんで歯が立たなかった。 次に小型のノコを取りつけたが、ポールをのばすと、鳩が暴れてこれまたダメ。 野次馬も集まり、ああでも無いこうでも無い、とがやがや。 船頭多くして・・・状態。 そのうち、近所の獣医さんが鎌を持ってきてくれた。 「これで切ったら!」 再度、ポールに鎌を取り付けて挑戦。 いつの間にか鳩が電線にとまってる。ヤレヤレ、こっちの気持ち知らないで・・・ 「鎌に糸を巻き付けるようにしたら。」「なるほど・・・」 何とか糸を鎌に巻き付け、引っ張った。そう簡単に切れない。 最後は「多少足を怪我してもいいや!」と、思い切ってポールを引っ張ったら、電線にひっかかっていた糸がほどけて、ようやく鳩は手元に。 30分ほどで、鳩救出作戦は見事成功。鳩は無事保護されました。 協力してくださったお客様に感謝!感謝!さすが商店街です。 あとは獣医さん、よろしくお願いします。 追伸。 絡んでいた糸を見ると、なんとテグス。葉書大の物は、手で持つようになっていた。 足は、しっかり結んであった。これじゃ、切れるわけがない。 誤って、テグスが絡んだのとは訳が違う。 誰が何のためにこんな事したんでしょう。 先日の根性ワイルドストロベリーの話といい、ちょっと悲しくなります。 |
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